圧力鍋と保温ジャー(炊飯器)で作る「結わえる」の寝かせ玄米は、もちもちの食感で旨みもたっぷり。
この記事を読めば、一般的な酵素玄米との違いから、圧力鍋を使った炊き方、さらには便利なレトルトパックまで、寝かせ玄米のことがまるっとわかります!
「結わえる」の寝かせ玄米とは?
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寝かせ玄米とは、圧力鍋で炊いた玄米を炊飯器や保温ジャーで3~7日ほど保温して、熟成させた(=寝かせた)玄米のこと。
この「保温・熟成させた玄米ごはん」は「酵素玄米」「発酵玄米」ともよばれ、広い意味ではどれも同じ。
違うのは、寝かせ玄米は株式会社結わえる(ゆわえる)の商標登録という点です。
つまり「寝かせ玄米」といったときは、「結わえるの寝かせ玄米」のことだ、とご理解ください。
また、寝かせ玄米は玄米を圧力鍋で炊き、保温ジャー(または炊飯器)で保温して作ります。
圧力鍋で炊くと限定しているところが、炊く道具は問わない一般的な酵素玄米とは違います。
寝かせ玄米の特徴は?
寝かせ玄米は圧力鍋で玄米を炊くだけあって、もちもちの食感が最大の特徴です。
私は酵素玄米専用の炊飯器ももっているのですが、炊飯器で炊いてそのまま保温するのと、圧力鍋で炊いたごはんを炊飯器に移して保温するのとでは、食感がまったく違います。
炊飯器バージョン(=一般的な酵素玄米)は、炊きたてはぷちぷち&さらり。
熟成するにつれもちもち感が出てきますが、食感はあくまで柔らかく、いくらでも食べられちゃう!という感じです。
一方、圧力鍋バージョン(=寝かせ玄米)は、炊きたてからしてすでにもっちもち。
3日、4日と寝かせることで、さらにどっしりとした食感に変化していきます。
食べごたえがあり腹もちもいいので、少ない量で満足できます。
このあたりは好みですが、私的には、もっちり食べごたえのある寝かせ玄米は「冬に食べたくなる玄米ごはん」という位置づけです。
寝かせ玄米を作る|基本の材料と必要な道具
寝かせ玄米は、圧力鍋があれば家で作ることができます。
基本の材料と必要な道具は以下のとおり。
基本の材料
基本の材料は一般的な酵素玄米と同じ、玄米、小豆、塩の3つです。
定番は小豆ですが、かわりに大豆や黒豆、雑穀などを入れてもおいしいです。
必要な道具
寝かせ玄米を作るのに必要な道具は、①玄米を炊くための圧力鍋、②炊いた玄米を保温するための保温ジャー(または保温機能のついた炊飯器)の2つです。
ちなみに、結わえるがおすすめしているのは平和(ヘイワ)の圧力鍋。
結わえるが毎月開催している「寝かせ玄米炊き方教室」でも、ヘイワの圧力鍋が使われています。
もちろん、お家にある圧力鍋で作っても、おいしい寝かせ玄米ができますよ。
ヘイワの圧力鍋については、こちらの記事↓でご紹介しています。
寝かせ玄米の作り方
ここからは結わえるが提唱する、ヘイワの圧力鍋を使った寝かせ玄米の作り方をご紹介します。
ヘイワの圧力鍋は内鍋に玄米を入れて炊く方式なので、水加減が他の圧力鍋と違います。
一般的に、圧力鍋で炊く場合の水加減は玄米の1.1倍がめやすですが、ヘイワの場合は玄米の約0.85倍と少なめです。
3合炊きと4合炊きの分量を表にまとめたので、参考にしてください。
3合炊く | 4合炊く | |
---|---|---|
玄米(1合=180cc) | 3合(540cc) | 4合(720cc) |
小豆 | 21g | 28g |
塩 | 2つまみ(2g) | 3つまみ(3g) |
水 | 内鍋:460cc、鍋本体:600cc | 内鍋:610cc、鍋本体:600cc |
下準備|洗米から浸水まで
玄米をといで浸水させるまでの手順です。
① 内鍋に玄米と小豆、水を入れ、1回目はざっと混ぜて水を捨てる
② 新たに水を加え、泡立て器で全体をかき混ぜながら洗う。水を3~4回替える
③ たっぷりめの水に1時間ほど浸水させる
④ 炊く直前に玄米をザルにあげ、水を切る
炊飯
ヘイワの圧力鍋を使って、玄米を炊いていきます。
① 玄米と小豆、塩、分量の水を内鍋に入れ、軽く混ぜて塩をとかす
② 鍋本体と内鍋の間にも水(600cc)を入れ、圧力鍋をセットする
③ 中火にかける。圧力がかかったら、中火のまま約30分炊く
④ 圧力が抜けたらふたを開け、全体をさっくり混ぜる
保温(熟成)
玄米ごはんが炊けたら、保温ジャー(または炊飯器)に移して保温開始です。
保温中は1日1回、底から大きくかき混ぜてくださいね。
これは均等に熟成させるためと、表面が乾燥するのを防ぐためです。
量が減ってきたら、乾燥を防ぐため内釜の真ん中にごはんを集めるようにします。
乾燥が気になるようなら、ある程度熟成させたところで冷凍してしまってもOK。
寝かせ玄米に興味のある方は、本(電子書籍版)↓も出ています。
寝かせ玄米が食べられる「結わえる」のお店
寝かせ玄米は、東京・蔵前にある実店舗「結わえる」本店で食べることもできます。
ショップも併設されていて、玄米をはじめとするこだわりの食材や、ヘイワの圧力鍋など寝かせ玄米作りにおすすめの調理道具が購入できます。
ショップでは定期的に「寝かせ玄米炊き方教室」も行われています。
何を隠そう、私はこの教室に参加してもちもち玄米に感動し、勢いでヘイワの圧力鍋を買ってしまったクチです(笑)。
手軽で便利なレトルトパックも
寝かせ玄米には便利なレトルトパックもあります。
電子レンジで約2分チンするだけで、手軽に寝かせ玄米が味わえます。
「どんな味なのか、まずはお試しで食べてみたい」という方はもちろん、「忙しいけど食事だけはきちんととりたい」という方、また圧力鍋をもっていない方にもおすすめです。
常温で長期保存できるので、災害時の非常食としてローリングストックしておくと安心です。
レトルトパックのラインナップは、基本の小豆ブレンドのほか、黒米ブレンド・十五穀ブレンド・もち麦ブレンドの4種類。
公式オンラインストアでは、初回限定&送料無料の4種ミックス・6食セットや、単品の12食セットなど、さまざまなセットがそろっています。
ちなみに寝かせ玄米のレトルトパックは、ナチュラルローソンとセブンイレブンでも取り扱いがあります(注:店舗によります)。
1個から買えるので、気軽にお試しできて便利ですよ。
まとめ
もちもちの食感が味わえる、結わえるの寝かせ玄米。
腹もちがいいので少量で満足でき、一度炊けば長く楽しめるも嬉しいところです。
お試しに最適なレトルトパックもあり、また圧力鍋があればお家でも簡単に作れます。
よかったらトライしてみてくださいね!
総合通販サイトの公式ショップはこちら↓
ちなみに、私が酵素玄米を作るのに愛用しているのはなでしこ健康生活という炊飯器です。
コロナ禍で部品が入荷せず、長らく販売休止になっていましたが、満を持して再登場!↓
見た目もおしゃれになり、以前より買い求めやすいお値段になりました。
玄米炊飯に特化して作られた炊飯器なので、発芽から玄米炊飯、酵素玄米まで1台でお任せ。
とにかく使いやすいので、手軽に玄米生活を楽しみたい方にお勧めです。
一般的な酵素玄米の炊き方は、こちらの記事↓で詳しくご紹介しています。
「そもそも酵素玄米って、実際のところどうなの?」という方は、こちら↓をご参考ください。