玄米を圧力鍋で炊く方法をご紹介します。
玄米をおいしく炊くために欠かせない3つのポイント、圧力鍋ならではの炊き方のコツをまとめました。
浸水せずに炊けるのか?についても検証しています。
圧力鍋で炊いた玄米ごはんはふっくらもちもち

※この記事は一部広告を含みます
圧力鍋で炊いた玄米の特徴は、何といってもそのもちもち感。
蒸気を閉じ込め高圧で炊くことでお米の芯まで熱が伝わり、おこわのようにふっくらもっちり炊きあがります。
私も初めて食べた時は「調理道具によってここまで違うんだ!」と、もちもちっぷりに感動しました。
1粒1粒がしっかりしていて食べごたえがあり、「これぞ玄米」という満足感は圧力鍋ならでは。
ごはん自体に存在感があるので、ふりかけや梅干だけでもおいしく食べられます。
おにぎりや海苔巻きにするのもおすすめ。
「玄米はボソボソして苦手」
「炊飯器で炊いてみたけどおいしくなかった」
「玄米を炊くのって難しそう」
そんな人はぜひ圧力鍋で炊いてみてください。
きっと玄米に対するイメージが変わりますよ。
圧力鍋で玄米をおいしく炊く3つのポイント―浸水時間、水加減、塩

具体的な炊き方に入る前に、玄米をおいしく炊くために欠かせない3つのポイントをお伝えします。
これらは圧力鍋に限らず、どんな調理道具にもあてはまる基本の「き」。
逆にいうと、ポイントさえきちんと押さえれば、玄米って思ったより簡単に、おいしく炊けるものなんです。
しっかり浸水させる
玄米は表面をぬか層でおおわれています。
精米されていないぶん水を吸いにくいので、浸水時間を十分とることがおいしさの秘訣。
6~12時間水につけて、中までしっかり水を吸わせましょう。
とはいえ、玄米は白米のように何度も研ぐ必要はありません。
さっと洗えば十分なので、とりあえず「洗って水につける」まで済ませてしまえば、あとは炊くだけ。
朝浸水させて夜炊く、夜浸水させて翌朝炊くというように、パターン化してしまうと楽ですよ。
圧力鍋の水加減は玄米の1.1倍がめやす
ちょうどいい水加減は調理道具によって違います。
圧力鍋は蒸気を逃さず炊けるぶん、普通の鍋や土鍋より少なめです。
めやすは玄米の1.1倍。
ざっくりいうと、玄米1合(180cc)につき200ccです。
2合なら400cc、3合なら600cc、4合なら800ccとなります。
まずはこの水加減で炊いてみて、好みによって調整してください。
圧力鍋の種類にもよりますが、1.1~1.3倍あたりで落ち着くかと思います。
※お手持ちの圧力鍋の取扱説明書などに指示があれば、それに従ってください。
塩をひとつまみ加えて炊く

玄米を炊く際に塩を加えると、特有の匂いや苦みがやわらぎ、食べやすくなります。
吸水がよくなり、ふっくら炊けるというメリットも。
塩味をつけるためではないので、量は1合につきひとつまみで十分です。
ちなみに、ひとつまみは親指、人差し指、中指の指先で軽くつまんだ量。
このあたり適当でかまいませんが、あえて数値化するならひとつまみ≒小さじ1/5(1g)がめやすです。
玄米を圧力鍋で炊く:2合・3合・4合炊き

それでは炊き方をご紹介しましょう。
今回は平和圧力鍋を使って炊きました。
材料
2合炊く | 3合炊く | 4合炊く |
玄米:2合 水:400cc 塩:2つまみ(小さじ2/5、2g) | 玄米:3合 水:600cc 塩:3つまみ(小さじ3/5、3g) | 玄米:4合 水:800cc 塩:4つまみ(小さじ4/5、4g) |
下準備
① 玄米を流水で2、3回洗う
お米が水を吸収しやすい1回目の洗米と、浸水には、浄水器の水を使っています。

② 6~12時間浸水させる
水の量は適当でかまいませんが、お米が水を吸うのでたっぷりめに入れましょう。

炊き方
① 玄米をザルにあげて水を切り、圧力鍋に入れる
浸水させた水はアクが出ているので捨ててください。

② 玄米の1.1倍の水と塩を加え、かき混ぜて塩を溶かす

③ 蓋をしておもりを乗せ、火にかける。火加減は最初は中火
圧力設定できる製品の場合は「高圧」にします。

④ 圧力がかかったら、弱火にして20分炊く
まずは20分で炊いてみて、好みで増減(15~30分)してください(お手持ちの圧力鍋の取扱説明書などに指示があれば、それに従ってください)。

⑤ 火を止めて蒸らす。圧力が抜けたらできあがり!

圧力鍋なら浸水なしでも玄米が炊ける???
圧力鍋は高圧で調理するので、実は浸水なしでも玄米を炊くことはできます。
私も実際に炊いてみましたが、もちもち感はやや劣るものの、ちゃんと柔らかく炊けていました。

ただ、しっかり浸水させた玄米と比べると、どことなく食感が粗いというか、やや舌にざらつく感じが。
このあたりは好みですが、個人的には「やっぱり浸水させた方がおいしい」と思いました。
基本的にはしっかり浸水させて炊くことをおすすめしますが、6~12時間かかる浸水時間がゼロになる点は大きな魅力。
玄米を時短で炊きたい時には大いに利用したい方法です。
なお浸水なしで炊く場合、水加減はいつもよりやや多め、加圧時間も少し長めにとるのがポイントです。
何度かやってみて、好みによって調整してくださいね。
まとめ

圧力鍋なら火加減の細かい調整はいりません。
圧力鍋は初めてという方でも、ほぼおまかせでもちもち玄米ごはんを確実に炊くことができます。
しっとりもっちり食べごたえがあり、腹もちがいいのも嬉しいところ。
ぜひトライしてみてくださいね!
※玄米炊飯で愛用している「平和圧力鍋」について、こちらの記事↓でご紹介しています